戸建ては建物の評価減が早い

かつての「住宅すごろく」では、郊外の庭付き二戸建てがアガリとされてきました。しかし、これからの資産インフレ時代には、マンションと戸建てを比較した場合、マンションのほうが有利だといえます。なぜなら、立地の点や建物の評価減を考えた場合、マンションのほうがリスクが少ないからです。そもそも戸建ては注文住宅にしろ建売住宅にしろ、土地の形状や道路付け、間取りからデザインまで個別性が強く、売るときに購入希望者が限定されやすく、マイナスに働きます。また、戸建ては土地と建物を別々に処分することができ、建物は初年くらいで金融機関の評価はゼロになります。初年後は土地だけの価格で考えないといけなくなり、特に地価が安い郊外の場合は全体の値下がりスピードが速くなります。ただし、都心であれば土地の評価額が高く、さほど不利ではありません。先日、知り合いからマイホーム購入の相談を受けました。東京・恵比寿で3階建ての戸建てを6000万円弱で買うというのです。試算してみると、土地代が4000万円、建物が1500万円くらいで、建物の価値が全部なくなっても4000万円の土地が残りますし、山手線の内側なので土地の評価額がいまより落ちることもありません。土地は初坪弱、3階建ての建物も境界ぎりぎりいっぱい建っているのですが、中古で売り出しても問題なく売れるでしょう。「それはいいですね」と答えました。これがもし郊外で、土地が1000万円、建物、か1500万円の物件を「手頃だから」といって買うと、初年で建物の評価はゼロ、土地だけの1000万円でしか売れなくなります。その土地も、郊外では購入時より値下がりしている可能性だってあります。家 売るなら今すぐ無料査定をするべきです。